冷却機能と恒温機能を兼ね備えた実力派。
-9℃~42℃まで温度設定可能です。
恒温仕様遠心機は、「造血幹細胞への遺伝子導入」などの用途にも使われています。

多本架恒温遠心機 NIX-521

スイングローター搭載一覧

○:搭載

  CS-1 TS-4C TS-6C TS-7C TS-33C TS-37C TS-38C TS-41C
NIX-521

NIX-521 概要

温風の吹き出しによる室内循環方式を採用。
遠心室内に熱源を露出させることなく、安全にご使用いただけます。

製品の特長

マイクロチューブから250mlボトルまで

マイクロチューブや浮遊細胞収集、さらには250mlボトルやディープウェルプレートまで、幅広い遠心処理に対応。
また、本体NIX-521とスイングローターTS-37Cを組み合わせることで、コニカルチューブ15ml×64本や50ml×24本など、一度に多くの本数を処理できます。
その他、バケットキャップキットB433(※)にてシールド対応できるTS-33Cスイングローターなど、多種多様にご用意しています。

※ 「バケットキャップキットB433」はオプション。

安全性と作業性を高めるフラップ駆動

試料バランスに多少の誤差があっても、安全に遠心処理が行える画期的機構「フラップ駆動方式」を採用。目分量による試料分注を可能にします。(一部ローターを除く)

アンバランス許容量を超えた場合、自動的に運転を停止する機構を搭載。

ワンプッシュで
確実にローターを固定

ワンプッシュで素早く確実に固定できるローター固定ツマミを採用しました。(一部ローターを除く)

ローター取り付け時

カチッと音がするまで赤色のボタンを押し込む。

ローター取り外し時

赤色のボタンを押えながらローター固定ツマミを引き抜く。

加速特性は3段階、減速特性は3段階+自然減速

加減速特性を変更することで「浮遊細胞の舞い上がりを抑える」「急激な加速による細胞損傷を抑える」など、試料を効率よく処理することができます。

優れた操作性

1液晶モニター搭載。遠心開始からローター完全停止までの時間や、エラー、使用するローター情報、履歴などをわかりやすく表示。

2快適な操作性を誇るジョグダイヤルにENTER(入力決定)キーを装備。

3運転状況がひと目でわかる2色LED表示機能を搭載。

※ 写真の操作パネル点灯表示は、実際の使用時とは異なります。

  • 遠心時
  • 停止時

便利なスピンダウン機能を搭載

ワンプッシュで設定した遠心条件まで加速し減速、またはボタンを押している間遠心する、便利な「フラッシュ遠心機能」を搭載。

ECO mode

待機中の消費電力量を削減する省電力[ECO]モード搭載

省電力[ECO]モード

待機中の消費電力量を削減する省電力[ECO]モード搭載。(特許取得済)

参考例

NIX-521の消費電力量比較(省電力[ECO]モード ON/OFF 時)

  • 測定条件:遠心停止時、室温25℃、遠心機4℃設定、使用ローター(TS-37C+3750-TC06P)
  • 上記数値は測定した機体の平均値を表示しています。

カタログPDFをご覧ください。

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