レトルトパウチ食品、缶詰、ビン詰などの加熱調理や殺菌に!
パウチの破袋やビンの破損などの防止に効果的です。
また、140℃までの包材評価や大量製造に向けての試作評価など、
小型レトルト釜としての使用に最適です。

レトルト食品用オートクレーブ(小型殺菌機/小型レトルト釜)SR-240

  • 調理用ラボ用SR-240

製品デモ承ります。

当社デモルームでは、殺菌後のサンプルの状態や品質確認など導入前のテスト運転を行えます。詳しくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせフォーム

製品の特長

SR-240は、缶体内に圧縮空気を加えることで、飽和蒸気圧よりも加圧させる含気加圧と含気加圧よりも高い水圧を加えながら冷却する加圧冷却という機能を兼ね備えた製品です。

殺菌方式は2種類から選択できます。

蒸気式

蒸気を媒体として加熱

熱水式

水(熱水)を媒体として加熱

小型レトルト釜として商品開発に最適

缶体寸法内径248mm×内寸542mm 缶体内容量25ℓ。
コンパクトな缶体を採用しているため、早いサイクルで試作品の製作・評価が可能です。

主な用途

● 鋼製缶詰等 ● ビン詰等
● レトルトパウチ・パウチ類等
● 練り製品等

小型圧力容器構造 規格適合

本機は小型圧力容器(※)構造の規格に適合するよう設計されているため、年1回の登録性能検査機関による性能検査は不要です。また、加熱方式もヒーターを内蔵しているため、ボイラー設備・ボイラー技士免許も不要です。

※ 年1回の定期自主検査実施、及び結果を3年間保存することが定められています。

加圧冷却用水タンク内臓

水圧が弱い場合でも安心!
水道水の水量や水圧を確保するための追加設備投資が不要です。

操作パネル

操作パネルは設定もシンプル。

見やすいワークモニター

進行状況がひと目でわかるワークモニターを採用。「滅菌」~「冷却」までを各工程ごとに表示します。

安全機能

空焚き検知(滅菌用水不足検知)

チャンバーの空焚き事故を未然に防ぐために、一定量の水が無い状態では運転をスタートできない安全機能を搭載しています。そのため、加熱によるヒーターや缶体への影響がありません。

内圧対応式フタパッキン

缶体内の圧力が高いほど密閉力がます内圧対応式です。

重力式安全弁

缶体内の圧力が異常上昇した場合に作動し、作業する方の安全を守ります。

冷却水タンク安全弁

冷却水注入用の水タンクにも安全弁を装備。圧力異常による危険を回避します。

その他安全機能

  • 漏電
    ブレーカー
  • 強制減圧
    機構
  • コンプ
    レッサー加熱
    防止

基本動作

SR-240の基本動作

設定した条件で自動運転を行います。なお、運転中の状態をリアルタイムにインジケーターに表示します。

レトルト殺菌の代表的な運転パターン

運転パターン 蒸気式 熱水式
用途 鋼製缶詰等

瓶詰等

レトルトパウチ等

練り製品等

パウチ類等

含気加圧 0設定 0設定 0設定
加圧冷却 0設定

主な納入先

オプション&カスタマイズのご案内

記録計

レトルト食品等の販売を目的に使用される場合、F値演算機能付き記録計が必要になります。

熱水排出処理対応装置

本機は、蒸気および熱水を排出します。
一般的に、ビジネスビル等で使われる排水用配管は熱に対する耐性が低いため、変形する恐れがあります。
熱水排出処理対応装置は、配管の変形を防ぐための装置であり、蒸気および熱水(80℃~90℃)を一旦溜めて冷却水と混ぜ合わせ、温度が下がったことを検知してから排出するものです。

F値センサー(データロガー)

無線式のためレトルトパックにそのまま投入して測定が可能です。データロガーに関して詳しくはこちらをご覧ください。

データロガー導入価格例
温度ロガー PicoVACQ 1Tc Hybrid 360,000円
通信ケーブル シングルUSBインターフェイス 115,000円
ソフトウェア QLEVER 2 Lite ソフトウェア 120,000円
保管ケース ケース ペリカン1075(専用フォーム付) 38,000円
合計価格(税別) 633,000円

※上記以外にも様々な通信用インターフェースやソフトウェアをご用意しております。

窒素ガス充填商品・飲料対応

カスタマイズ対応製品

制御系ハードウェアとプログラムを完全カスタマイズすることで破袋を防止し、安定した殺菌が可能です。

ご要望に応じたカスタマイズも承っております。お気軽にお問い合わせください。

レトルト殺菌機用オートクレーブ特注品

お客様のニーズに合わせた、きめ細かな対応に心掛けており、様々な商品を取り揃えています。

滅菌タイムラグ

重要安心・安全な滅菌処理のために!― 『滅菌タイムラグ(遅れ時間)』を考慮した時間設定を ―

蒸気式オートクレーブには『滅菌タイムラグ(遅れ時間)』というものが存在します。

パネル表示温度は缶体内の雰囲気温度を示していますが、被滅菌物はパネル表示温度よりも遅れて到達します。また、滅菌する量や入れ方によっても到達時間が変わってきます。これを『滅菌タイムラグ(遅れ時間)』といい、特に大量の被滅菌物を処理する際は温度上昇に時間がかかります。

重要!小型圧力容器に該当するオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)は、厚生労働省の法令や規則により年1回の定期自主検査を実施することと、その記録を3年間保存することが定められています。

製品デモ承ります。

商品に関する導入前のご相談やサンプルの状態、品質などを実機で検証したいというお客様を対象に無料デモをお試しいただけます。

  • 赤塚事業所デモルーム
  • レトルトパウチ試験用 SR-240

お客様

「サンプルの状態や品質などを実機で検証がしたい」「商品に関する導入前の相談がしたい」

ご相談・
お問い合わせ

ご要望やご検討に対する情報を提供いたします。

サンプルテスト

お客様のサンプルにてお試しいただけます。サンプルは郵送でもお持ち込みでもOK。商品の説明や試験方法など詳しく説明いたします。

評価

デモ後のサンプルはお客様でご確認いただけます。

サンプルを送付いただきお客様立会いのもと、またはお預りして製品デモを行います。
「レトルト殺菌 製品デモ希望」とお問い合わせフォームにご記入いただき送信ください。折り返し弊社営業スタッフより内容確認の連絡をさせていただきます。また、当製品に関して不明な点がございましたら何なりとお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

カタログPDFをご覧ください。

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