
缶体内の残留空気が完全に排除できれば、理想的な滅菌が実現できることは分かっていました。
しかし、培地、ガラス器具、リネン等ありとあらゆる被滅菌物がこの障壁となります。
そこで、被滅菌物の種類や量に応じて、缶体内の残留空気を排除できれば理想的な滅菌に一歩近づけると、トミーは考えました。
そして生まれたのが、この新技術。業界初、空気抜き時間自動設定機能です。この機能により、オペレータの経験に頼っていた、被滅菌物に応じた滅菌の温度・時間設定の変更作業が大幅に軽減。より確実でスピーディな滅菌を実現しました。
1、滅菌の理想を実現。空気抜き時間自動設定機能。
2、常用の設定温度・時間を記憶。ユーザーメモリ機能。
3、動作状態がリアルタイムで確認できる、操作パネル。
4、誰でもすぐに使える、かんたんデジタル機構。
[カゴの出し入れがカンタン。フラットな缶体内面。]
スノコ付きステンレスバスケット(実用新案取得済)を標準付属。缶体配管閉塞による安全性の確保とともに、内側の突起物を一切なくしカゴの出し入れをスムーズにしました。
[使いやすい前面メンテナンス]
蒸気排気ボトルを本体内部の前面に配置。滅菌用水の交換など日常の点検、保守作業はすべて前面から行えます。また今までサービスマンに頼っていたベローズ交換も、一切工具を使わずに簡単に行え、便利でしかも経済的です。
[ベローズ表示]
正常な滅菌効果を得るための必要条件である空気抜き弁の動作状態を緑色と赤色のベローズLEDにて表示、ベローズの交換時期を教えてくれます。
缶体内の温度異常上昇時は滅菌動作が停止。また、異常下降時には、滅菌タイマが一時停止し設定温度に戻ると動作を続行します。
缶体内温度が設定温度+5℃以上になると、すべての機能が停止し同時にエラーを表示。過熱状態を回避します。
サーモスイッチが、缶体外壁温度を検出。130℃を超えた場合、すべての機能が停止し、同時にエラーを表示します。
缶体内圧力が過圧状態となった場合、すべての機能が停止し、同時にエラーを表示します。
バネ式安全弁を使用。缶体内が過圧状態になるのを防止します。
空たき後、作動するシステムとは違い、加熱する前に、水位を検知する方式を採用しました。(実用新案 登録第1664100号)
滅菌温度制御用センサの断線を検知。断線している場合はすべての機能が停止し、同時にエラーを表示します。
排気弁が閉じていない場合、滅菌回路が作動せず滅菌不良になるのを未然に防止します。
電気系統の異常を素早くキャッチ。故障などによるオペレータの感電を防止し、過電流になる状態を回避します。


121℃20分が、高圧蒸気滅菌の基本です。しかし従来までは缶体内の残留空気のため、基本通りの設定温度・時間では、確実な滅菌が望めない場合もありました。新開発の空気抜き時間自動設定機能は、被滅菌物の種類や量に応じて最適な空気抜き時間を自動的に設定し残留空気を排除。基本通りの設定温度・時間で、より確実でスピーディな滅菌を実現します。
器具類など一般的な蒸気滅菌を行う滅菌モード。(滅菌温度範囲も、105~132℃(ES-315)と広く、被滅菌物に応じた温度設定と滅菌時間の短縮が可能です。)滅菌した培地をすぐに取り出さない場合、凝固するのを防ぐ保温機能付きの滅菌・保温モード。(保温温度はマイコンが確実にコントロールします。)さらに培地等の溶解に便利な加熱モードの3つのプログラムを内蔵。被滅菌物の性格に応じたプログラムが選択できます。各モード切替えも操作パネル上で簡単に行えます。

滅菌、滅菌・保温、加熱の各モードプログラムを、現在から1~99時間後までのお好みの時間に運転開始できるスタートタイマ機能を内蔵しています。例えば、金曜の夜セットして、月曜の朝、出勤前に運転スタート。作業時にはいつでも取り出しOK。すぐに仕事に取りかかれ、作業時間の節約ができます。
常用する各モードプログラムの設定温度・時間を記憶させておくことができるユーザーメモリー機能を搭載。電源投入と同時に設定値が自動的に設定・表示され、あとはスタートスイッチを押すだけの高性能システムです。
操作パネル部のMODE/PROCESS表示LEDの点滅・点灯により、設定した動作モード及び運転中の状態をグラフィカルにリアルタイム表示。現在の動作状態が容易に確認できます。
■安心して作業ができるフタ断熱カバーを標準装備。
| 型名 | ES-215 | ES-315 |
| 使用温度範囲 | 105~123℃(滅菌時) | 105~132℃(滅菌時) |
| 最高使用圧力 | 147kPa | 216kPa |
| 温度計 表示形式/範囲 | デジタル/-15~180℃ | |
| 圧力計 表示形式/範囲 | アナログ/0~250kPa | アナログ/0~400kPa |
| 安全装置 | 缶体内過熱防止、缶対外壁過熱防止、缶体内圧力異常上昇防止、 温度センサ断線検知、空たき防止、漏電ブレーカ、安全弁(バネ式) |
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| 時間 表示形式/範囲 | デジタル/滅菌モード:1~240分及び連続 滅菌保温モード:1~240分(滅菌時)・1~8時間(保温時) 加熱モード:1~8時間 |
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| 圧力容器の種類 | 容器(簡易圧力容器) | 小型圧力容器 |
| 缶体寸法/容量 | φ248×543mm/22L | φ325×740mm/53L |
| 有効寸法 | φ236×450mm | φ312×635mm |
| 本体寸法/質量 | 400W×460D×920Hmm 操作テーブルまで705mm/50kg |
490W×560D×1,090Hmm 操作テーブルまで875mm/80kg |
| 必要な電源 | 単相AC100V 50/60Hz 15A | 単相AC100V 50/60Hz 20A |
| 消費電力(発熱量) | 1.5kW(1290kcal/h) | 2kW(1720kcal/h) |
| 標準付属品 | スノコ板付きステンレスバスケット(内缶一体式)1個 ベローズ1個 出荷検査証1部 設置確認書1部 取扱説明書1部 | |
| ステンレスカゴ (φ224×376mm〈内寸〉)1個 |
ステンレスカゴ (φ300×182mm〈内寸〉)2個 |
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| 医療機器製造販売承認番号 | 22200BZX00310000 | 22200BZX00312000 |
| 価格(税別) | 500,000円 | 610,000円 |
※価格および仕様、外観は改良のため何の予告もなく変更する場合があります。ご注文・ご購入時には当社までご確認ください。

※有効寸法とは運転時の安全性を考慮した推奨値です。被滅菌物の量や詰め方によっては缶体内にある穴を塞いだり、蒸気や空気の流れを妨げるなど、さまざまな要因で圧力異常上昇や滅菌が不十分になる場合があります。安全にお使いいただくために、標準付属のステンレスカゴやオプションのステンレスバケツのご使用をお奨めします。
●イラストは商品イメージであり、実際の色合い、形状などは異なります。
■ステンレスバケツ
ESシリーズ各機種に合わせて取り揃えています。
■温度記録計出力基板
温度制御に使用している温度センサからの出力を温度記録計に記録できるようにします。
耐熱温度180℃。高温での滅菌が可能。破れにくく保香性に優れる。高温での収縮率1%以下。吸水による寸法変化が少ない。FDA規格(米国食品医薬庁規格)に適合。
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