会社概要沿革
沿革
1958
- 東京都豊島区にて遠心機、滅菌器を主として製作する富永製作所を創立
- 高速度高圧滅菌器KTー50発売。当社のオートクレーブ第1号機。横型タイプ。
- 迅速高圧滅菌器Sー90発売。その後のオートクレーブの主流となる床置式を業界で初めて採用。
- 三脚遠心機TDー65発売。三脚懸垂型の低速遠心機。当社初の輸出製品として海外に数多く輸出される。
1961
- 大阪営業所を設置、現在は大阪支店に改称。
- カップ式音波発生装置TIー100発売。当社初の超音波発生機。
1964
- 埼玉工場を設置。
- 万能冷却遠心機NO90UV発売。業界に先駆けてボタンひとつで希望回転数が得られる自動化を実現。
高速冷却遠心機の基盤を築く。
1966
- 福島工場を建設。分離独立しトミー工業株式会社を設立。
- ドライ装置付高圧滅菌器MD-66発売。乾燥装置付きで初めて横型を実現。ロングセラーとなる。
- ミクロ高速遠心機Cm-30発売。日本初の微量高速遠心機。
- スイング型遠心機CD-50S発売。業界初のボックスタイプ。現在の遠心機のデザインに多大な影響を与える。
1967
- 優良企業として中小企業庁長官賞を受賞。
- 本社社屋及び埼玉工場を増築。
本社を豊島区から練馬区に移転。
1969
- 高圧滅菌器Sー90N発売。1992年までの24年間発売されたロングセラー製品。
繰作性、耐久性、迅速性などに優れる。
1974
- 全自動冷却遠心機RS-18GL発売。
ダイヤルを目的の回転数にセットすれば自動的に正確な回転が得られるマグネチックアンプ自動制御を採用。また作業スペースを確保するためにスライド式ドアを採用。
このころから「高速遠心機はトミー」の定評を得る。
- クロマトチャンバーTCC-650発売。試薬の保存などに最適な製品として、業界で初めて開発。
1975
- 全自動冷却遠心機RD-20II発売。回転計のデジタル化及び遠心力(G)の自動表示化を実現した初めての機種。
RS-18GLと並ぶ大ヒット製品。
1981
- 筑波学園出張所を設置。その後つくば営業所に改称。
- 大阪支店社屋完成(現在地)。
1982
- 微量高速冷却遠心機MR-15A発売。業界初の冷凍機付床置タイプ。低温室で遠心作業を行う必要がなくなり大好評を博す。「微量遠心機のトミー」という評価を確立した画期的な製品。
1985
- 中小企業庁から中小企業合理化モデル工場の指定を受ける。
- 高速冷却遠心機CX-250発売。他社に先駆けマイコン制御のインバーター駆動高周波モーターを搭載。
常圧で25,000rpm、60,100Gの業界最高値を記録。
1987
- 微量高速冷却遠心機MRXー150発売。MR-15Aをベースに、微量高速遠心機として初めてインバーターを採用。ブラシレスで最高回転数15,000 rpm、最大遠心加速度19,500Gを達成。
- 超音波発生機UDー201発売。最大出力200W、豊富なチップバリエーション、フラッシュスイッチなどを標準装備した高性能機。
1988
- 仙台営業所を設置。
- 米国現地法人トミーテック ユーエスエーインクを設立。
- 神奈川営業所を設置。
- デジタル制御オートクレーブSS-325発売。マイクロプロセッサー制御による正確.簡単なデジタル操作を実現。
缶体内の水量を常にモニターする、空たき防止装置(実用新案)を装備。
1990
- 名古屋出張所を設置、現在は名古屋営業所に改称。
- 福岡出張所を設置、現在は福岡営業所に改称。
1992
- 小型高速冷却遠心機SRX-200発売。ローター自動識別システムを採用。遠心室にローターをセットするだけで、ローターの最大回転数、最大遠心加速度などを検知する画期的な機構を備える。
- オートクレーブES-315発売。業界で初めて空気抜き時間自動設定機能を搭載。被滅菌物に応じて、より確実な滅菌が可能となる。
1998
- 多本架冷却遠心機LXー120/130/140および多本架恒温遠心機LIXー130を発売。目分量による試料分注程度でも問題なく安全に遠心処理できる画期的なフラップ駆動方式(特許)を採用。
1999
- 本社新社屋完成、本社を練馬区旭町から練馬区田柄へ移転。
2000
- 国際業務を行うインターナショナルディビジョンを分離独立し、トミーデジタルバイオロジー株式会社を設立。
2001
- 微量高速冷却遠心機MX-100/200/300を発売。カーボン製ローターと樹脂製ラックを組み合わせたTOMY独自の「ラック・イン・ローター」を採用。まさに微量高速冷却遠心機の究極形といえる画期的なローターシステムを構築。
2003
- 片手片足で操作できる上下開閉式ドアを採用したオートクレーブSX-500発売。徹底した省スペース設計やインターロック機能、5種類の滅菌コースや冷却ファン装備など使いやすさを追求した高機能モデル。
- 沖縄県に現地法人トミー沖縄ノボサイエンス株式会社を設立。
2005
- 東京大学医科学研究所への長年にわたるシンポジウム助成などにより「東京大学稷門賞」を受賞。
2006
- 高速冷却遠心機Suprema21/23/25を発売。マイクロコンピューターで制御されたインバーターと、高トルクなインダクションモーターとの組み合わせにより、従来機と比較して大幅な加減速時間の短縮を実現。
2007
- 植物インキュベーター(人工気象器)CLE-303を発売。庫内容量300リットルのゆとりあるサイズながら、電源は100V 15A仕様を実現。
2009
- 微量高速冷却遠心機KITMAN-18/24/T24を発売。2つのメモリーを連結して運転できるプログラム運転機能を採用。さらに遠心機の省エネ化を他社に先駆けて市場に提案。
2015
- 物流と製品開発の拠点となる新社屋「トミーインフィニティスクエア」完成、和光事業所から板橋区赤塚新町へ移転。
2016
- 業界初となるチューブ1本での遠心を実現したスピンダウン専用の小型微量遠心機Wonder Spinシリーズ One Spin発売。
2017
- 当社オートクレーブ最大となる缶体容量100リットルを実現した、ラボ用オートクレーブFLS-1000発売。ワイド&ロー設計や蒸気を避けるフレキシブルドア機構、各種お知らせ機能など使う人にやさしい製品として開発。
- ISO9001認証返上
2018
- 微量タイプの遠心機では業界初となるカラー液晶タッチパネルを採用。使う人の立場になって考え、困りごとを解決する機能を搭載した微量高速冷却遠心機MDX-310発売。
2021
- 本社及び営業所名を改称
- ・東京本社
- ・札幌カスタマーステーション
- ・仙台カスタマーステーション
- ・つくばカスタマーステーション
- ・神奈川カスタマーステーション
- ・名古屋カスタマーステーション
- ・福岡カスタマーステーション