インキュベーター、フリーザー、ショーケース、保冷庫の測定から
工場・倉庫・店舗・物流まで
食品衛生法の改正で、食品等事業者を対象に「HACCPに沿った衛生管理」が制度化され、飲食店なども「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」が求められることになりました。
HACCPで最も大事なことの1つとして温度管理が挙げられます。食品工場や倉庫、ホテルやレストラン厨房にある冷蔵庫・冷凍庫の温度、または調理後の食材中心温度やフライヤーの油温、さらには輸送トラックの積荷温度など、様々な場面において適切な温度管理は重要な要素です。
HACCPでは、温度などのデータを毎日記録、保存する必要があります。
また、温度が本当に適正に管理されているかどうかを日々チェックする環境を整えなければなりません。
温度管理システムを導入することで、これらの作業を効率化することができます。
温度管理システムACALAは、クラウド型の統合監視記録ソリューションで、設置された機器、計測データ、そしてクラウドアプリケーションとが連携したトータルサービスとしてご提供しています。
ACALAの開発をはじめる以前から、トレーサビリティを重視した薬局用の調剤画像記録サービス「調レコ」を開発し、約250の医療、薬剤関連施設での導入実績もあります。
実は、ACALAも当初は、薬局が保有する薬剤ストックの温度記録による品質管理を目的に開発されましたが、今日では医療バイオ分野のみならず、食品関連の工場・倉庫・厨房・店舗・物流および農業分野などで温度管理システムとして多くのお客様に採用されています。
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温度管理システムACALAは、センサやゲートウェイなどのハードウェア機器、運用管理のためのサーバやソフト、およびサポート対応が連携したワンストップサービスです。
初期費用は不要※1で、月額のトータルサービス利用料金のみをお支払い頂くことで、ワンストップサービスをご利用頂けます。利用料金はお客様から提出される「希望測定環境情報」に準じて最適なプランをご提案いたします。
ACALAなら、導入・運用が超簡単!
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電池駆動の無線センサなので配線工事が不要。
ネットワーク設定なども不要で、親機の電源を入れればすぐに測定が始まります。
お客様自身で機器の設置を頂くことが可能ですが、弊社専門チームでサポートも行っており、安心してご利用頂けます。
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防水防塵仕様※2ですので、センサ本体は泡洗浄などを頂いても大丈夫です。
毎分データを測定・送信するセンサの電池寿命は設計値5年※3と長く、電池交換の手間が省けます。
電池残量については専門チームが監視しており、電池切れ前にお客様にご連絡をしてセンサ本体ごと交換させて頂きます。
時系列の温度変化や複数センサの温度を比較することで調査や分析が可能
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インターネット環境があれば、いつでもどこからでも現在の温度を確認することができ、各センサは夜間など従業員が不在の時間も1分毎の温度を測定・送信し続けます。
また、直近2年間分のデータはクラウドサーバに保管されており、いつでも過去のデータを確認・分析することが可能です。
過去の記録と現在の記録を比較することで問題を発見できることも多いでしょう。
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基準温度や時間※4を予め設定しておくことで、その基準を逸脱するとアラートを発報させることができます。
アラートは、遠隔地にいるスタッフでもメールや電話で受け取ることができ、現場にはブザーなどで通知することも可能です。
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日報、週報、月報などを予め設定しておくことで、担当者はメール添付などで決まった日時にCSV、XLSX、PDFなどで帳票を受け取ることが可能です。
これまで手書きで紙に温度を記録・保管していた場合は、温度管理システムの導入により記録や確認の労務軽減に加え、帳票のペーパーレス化が可能です。