将来、研究室の自動化[ラボオートメーション]がますます進むことが予想されています。
ラボオートメーションは、作業効率の向上や結果の信頼性・再現性の向上に大きく貢献すると期待されています。
しかし、従来の遠心機は、ローターを決められた位置で停止させることができず、ラボオートメーションとの相性が課題とされてきました。
そこで、トミーの「定位置停止遠心機」がその課題を解決します。
定位置停止遠心機は、ローターを指定された位置で正確に停止させることが可能で、ロボットによるスムーズなサンプルの出し入れをサポートします。
トミーは、先進的な定位置停止技術を通じて、ラボオートメーションの実現を力強く支援します。
日本国内製造
アフターサービスは
国内拠点で対応
ラボオートメーションを
サポート
ラボオートメーション
・1.5/2.0mlチューブ12本を15,000rpm/20,380Gの高回転で遠心することができます。
・直交ロボットでもチューブの出し入れが容易です。
遠心条件、スタート、ストップ、シャッタードア開閉、エラー出力など
サンプルの温度上昇を防ぎます。
製品 | 定位置停止微量高速冷却遠心機 |
---|---|
型式名称 | MXR-210 |
定位置停止位置 | 90°ずつ4箇所 |
最高回転数 | 15,000rpm |
最大遠心加速度 | 20,380G |
使用可能チューブ | 1.5/2.0mlマイクロチューブ×12本 |
回転数設定範囲 | 300rpm~15,000rpm /10rpm毎 |
時間設定範囲 | 10~50sec/10sec毎、1~99min/1min毎、F(フリー) |
外形寸法(mm) | 390W×680D(胴体620D)×760H(アジャスター使用時770H)mm |
本体質量 | 約82kg(本体のみ) |
必要な電源 | 単相AC100V50/60Hz 15A |
定格電流 | 10A |
消費電力(発熱量) | 650W(559kcal/h) |
外部インターフェース | RS-232C |
付加機能 |
定位置停止機構 運転履歴保存 エラー履歴保存 ローター運転回数 運転時間管理(寿命管理) |
感電保護クラス | クラスⅠ機器 |
安全装置 |
アンバランス検出 回転数異常検出 ドアインターロック 過電流遮断器(定格遮断電流15A) ドア開閉検出 遠心室内温度異常検出(過冷、過熱) |
設置環境 | 周囲温度:10℃~35℃ 相対湿度:75%RH以下 高度2,000mまで 室内専用 過電圧カテゴリー:Ⅱ 汚染度:2 傾斜:2度以内 |