オートメーション
遠心機

TOMYが推進する新しいソリューション。
これまでに培った技術と豊富な経験により
自動化を実現した新しいカタチ「遠心システム」。

自動化遠心システム
定位置停止
ロボットシステム対応

遠心機のことならトミー精工にお任せ！
トミーのノウハウを生かした遠心機をご提案します！

株式会社トミー精工について

バイオ産業の研究開発やその分野の発展を支援する機器メーカーとして遠心分離機をはじめ医療機器や理化学分析装置など幅広く関連した製品・サービスを提供し、日本国内をはじめ世界中の多くのお客様から信頼をいただいております。トミー精工は、1958年の創業以来、積み重ねてきた経験と知識、そしてお客様の困りごとに絶え間なく耳を傾け、ご満足いただける商品・サービスの「モノづくり」を心がけております。

Automation自動化
（オートメーション）

生産性の向上や業務の効率化に
つなげることができます。
Value価値

お客様が抱える困りごとを
解決するための「価値づくり」を
技術的サポートします。

定位置停止遠心機
（自動化遠心機）

「決められた位置にローターを停止する遠心機」として設計・製作。創薬研究や臨床検査用の自動遠心機、あるいは再生医療分野向け自動細胞培養装置などの開発をサポート（OEM供給）します。

バケット規定位置停止

特長

定位置停止

サンプルの出し入れがスムーズに行えるよう決まった位置にローターを停止させることが可能です。
サンプルが取り出しやすいようにバケットを垂直に固定する機構も備えています。
自動機・ロボットとの連携

遠心機を通信で制御することで自動機・ロボットと連携が可能です。
自動シャッタードア

サンプルを出し入れする自動シャッターを装備しています。位置、大きさは打ち合わせで決めさせていただきます。
ローター

サンプルの本数、回転数（rpm）、遠心加速度（G）により最適なローターをご提案させていただきます。
回転数、遠心時間設定

通信によりサンプルごとに回転数、遠心時間の設定が可能です。
冷却システム

サンプルの温度上昇を抑える冷却システムの搭載も可能です。
自動機との固定

自動機・ロボットとの固定方法については打ち合わせで決めさせていただきます。

開発事例

細胞培養装置やDNA検査装置、血液検査の前処理装置としての開発実績があります

仕様例

こちらの内容は一例になります。詳細についてはお問い合わせ下さい。

	細胞培養装置向け	DNA検査装置向け
最高回転数	3,500rpm	15,000rpm
最大遠心加速度	2,360G	20,380G
遠心本数	採血管40本	2ml×16本
減算方法（2パターンから選択）	遠心開始から減算開始、残り時間0で減速停止開始／設定回転数到達から減算開始、残り時間0で減速停止開始
温度測定範囲	4～35℃（冷凍機搭載）
加速・減速設定	加速特性３段階・減速特性３段階（自然減速選択可）
試料取出口	シャッター自動開閉式	スライドドア自動開閉式
ローター	自動機専用スイングローター	自動機専用ラックインローター
バケット	自動機専用バケット	ー
ラック	自動機専用ラック	自動機専用ローターラック
外部インターフェイス	装備
運転履歴	運転履歴、エラー履歴保存
安全装置	遠心室ドア開閉検出、アンバランス検出、シャッター開閉検出、回転数異常検出（各種）、遠心室温度異常（過冷、過熱）	遠心室ドア開閉検出、アンバランス検出、回転数異常検出（各種）、遠心室温度異常（過冷、過熱）
電源	単相AC100V 50/60Hz 15A
電源ケーブル長	3m
定格電流	12A	10A
遮断器	定格遮断電流15A
感電保護クラス	クラスⅠ機器
本体寸法	W540xD670xH670mm（突起部含まず）	W400xD700xH700mm（突起部含まず）
本体質量	105kg（本体のみ）	80kg
設置環境	周囲温度10℃～35℃、相対湿度75%RH以下、高度2,000mまで室内専用、過電圧カテゴリーⅡ、汚染度2、傾斜2度以下