感染性廃棄物の滅菌に!
プレヒート機能付オートクレーブ「BSX-500」
滅菌前に無排気での加熱処理をプラス!

オートクレーブ(プレヒート機能付) BSX-500

缶体内の空気(感染性物質)を室内に排気せずに加熱し、危険性を低減させた後、通常の滅菌を行ないます。

メディカル用BSX-500

メディカル用オートクレーブとは

メディカル用と表記しているオートクレーブは「管理医療機器(クラスⅡ)」に該当し、さらに「特定保守管理医療機器」にあたります。
販売するには、医薬品医療機器等法(※)に基づく「高度管理医療機器販売業」の許可が必要となり、機器は「特定保守管理医療機器」として取扱う必要があります。
医療現場にて使用するオートクレーブは、「特定保守管理医療機器」に該当する機種に限られます。また、医療現場以外の一般ラボで使用することも可能ですが、販売と機器の管理は「特定保守管理医療機器」として取扱うことが求められます。

※ 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律

製品の特長

プレヒート機能とは

「プレヒート-滅菌」コースとして「プレヒート工程」と「滅菌工程」を連続して運転するものです。

プレヒート工程

運転開始後、空気抜き弁を閉じたまま缶体内を加熱。
(90~115℃設定可能)

滅菌工程

プレヒート工程後、缶体から空気を排気して通常の滅菌を行います。

※ 特別なメンテナンスは必要ありません。

通常の滅菌も可能です

プレヒート機能だけではなく、通常の滅菌を行うオートクレーブとして使用できます。
(オートクレーブLSX/SX-500と同等機能を搭載しています。)

操作パネル

進行状況がひと目でわかるLED表示採用。

実施中の工程は、LED表示灯の赤色点滅で表示します。

※ 写真の操作パネル点灯表示は、実際の使用時とは異なります。

時間短縮(冷却ファン標準装備)

作業時間を短縮する急速空冷機能「冷却ファン」標準装備。タイムアップ後に早く温度を下げたい用途に最適です。冷却ファンを作動させた場合、自然冷却に比べて降温時間が大幅に短縮されます。

運転予約機能

簡単操作で運転開始時間が設定可能。夜間、早朝などの時間を有効にお使いになれます。

排気レベルの設定

滅菌終了後に自動で排気ができる機能を装備。
排気レベルは6段階に(液体滅菌コースはバリアブルにも)設定可能です。

ドア開表示

ドアが開いているときはドア表示灯が点灯し運転がスタートできない安全機能を搭載しています。

空焚き防止(滅菌用水不足検知)

チャンバーの空焚き事故を未然に防ぐために、一定量の水が無い状態では運転をスタートできない安全機能を搭載しています。そのため、加熱によるヒーターや缶体への影響がありません。

運転コースセレクト

通常の滅菌に加えて、液体滅菌コースなど合せて5コースからベストな滅菌コースを選択できます。

滅菌コース

器具類など一般的な滅菌に最適です。

液体滅菌コース

試料の突沸を防ぐのに効果的です。

溶解/滅菌~
保温コース

培地を溶解または滅菌した後、保温し凝固を防ぎます。

プレヒート~
滅菌コース

「プレヒート工程」と「滅菌工程」を連続して運転します。

お好みコース

お好みの運転条件を記憶できます。

“運転中” 大型表示

運転状況が一目で確認できるように、わかりやすい表示灯を操作パネル上部に装備しました。
常圧時(黄色)と加圧時(赤色)で表示色が変化します。

その他の特長

45℃~135℃まで設定可能

45℃から135℃まで、1℃刻みに設定できます。(105℃以上、滅菌モード)

ドアインターロック

運転中はドアをロックする安全装置「ドアインターロック機構」を装備。
万一の事故を防ぐ高い安全性を確保しています。

缶体内蒸気微調整機能(微細排気)

本機は「飽和水蒸気」をつくるために温度と圧力を上昇させますが、滅菌中は被滅菌物に含まれる空気や滅菌用水中の空気など様々な要因により温度と圧力のバランスが崩れる可能性があります。BSX-500はその温度と圧力を監視しながら微細排気を行い、最適な蒸気滅菌環境となるよう自動調整しています。

圧力の上限値(b kPa)と下限値(c kPa)を設定し、自動的に調整する機能(微調整機能)が組み込まれています。
ある一定の範囲内で圧力のバランスを保ち、理想の飽和水蒸気に近づけるための制御を行います。

【パルス排気方式との違い】

TOMYのオートクレーブは温度と圧力の制御を電磁弁によるON・OFF制御の「パルス排気」方式と電動弁で開閉調整する「微細排気」方式のほかにメカニカルバルブを用いた「ベローズ」方式を使用しています。
「缶体内蒸気微調整機能」に採用している「微細排気」は電動弁によるボールバルブをモーターに接続した制御方式です。急激な圧力変化をさせず、電磁弁ON・OFF制御の「パルス排気」と異なり、圧力量に応じて弁の開放率を微調整するため被滅菌物の突沸発生を極力防ぐ優れた機能です。

  • ユーザーメモリー
  • 蒸気回収ボトル内蔵
  • フラットな缶体内面
  • 確認機能

安全機能

  • 過温検知
  • 過圧検知
  • 温度センサー
    故障検知
  • 圧力センサー
    故障検知
  • 排気バルブ
    故障検知
  • 安全弁
  • 空焚き検知(サーモスタット)
  • 漏電
    ブレーカー
  • ドア開閉検知
  • 回収ボトル
    取付検知

オプション

外部センサー・記録計

オートクレーブとは独立した外部記録計と温度センサーで、缶体内の温度記録が可能です。当社ではお客様がご使用になる他社製記録計を直接オートクレーブ本体へ取り付ける加工も特注にて対応いたします。
詳しくはお問い合わせください。

データ出力ケーブル(データ出力基板付)

缶体内温度、缶体内圧力、被滅菌物温度うち最大2出力を選択しアナログ出力することができます。

※ オプションの被滅菌物センサーが必要となります。

被滅菌物センサー

被滅菌物の温度を直接検出するセンサーです。缶体内雰囲気温度が設定温度に到達しても、被滅菌物が設定温度に到達するまではタイマーが減算しないので、滅菌タイムラグ(遅れ時間)を解消し、より確実な滅菌を行ないます。

滅菌タイムラグ

安心・安全な滅菌処理のために!― 『滅菌タイムラグ(遅れ時間)』を考慮した時間設定を ―

蒸気式オートクレーブには『滅菌タイムラグ(遅れ時間)』というものが存在します。

パネル表示温度は缶体内の雰囲気温度を示していますが、被滅菌物はパネル表示温度よりも遅れて到達します。また、滅菌すると量や入れ方によっても到達時間が変わってきます。これを『滅菌タイムラグ(遅れ時間)』といい、特に大量の被滅菌物を処理する際は温度上昇に時間がかかります。

液体滅菌のタイムラグ(遅れ時間)参考データがございますので、こちらをご覧ください。

重要!小型圧力容器に該当するオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)は、厚生労働省の法令や規則により年1回の定期自主検査を実施することと、その記録を3年間保存することが定められています。

お問い合わせ

BSX-500に関するご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

カタログPDFをご覧ください。

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